面白い!GODZILLA(シンゴジラ)を3回見たものが語る感想、見どころ3点(ネタバレなし)
シンゴジラ
『シン・ゴジラ』は、2016年7月29日公開の日本映画で、ゴジラシリーズの第29作である。『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりの日本製作のゴジラシリーズとなる。総監督・脚本は庵野秀明、監督・特技監督は樋口真嗣、主演は長谷川博己。(wikipediaより)
見ました!TOHOシネマズ新宿で!しかも3回。いや~面白かった(3回目はさすがに飽きましたけど)。あのラストシーンはなんだったんだ(これ以上は言いません)!
ゴジラの迫力はもちろん、ゴジラの発生から行動原理に至るまでしっかりと根拠が用意されており、また行政から国防に至るまで緻密に描かれており、とても現実に起こったかと錯覚してしまうような臨場感がありました。原子力発電に対するアンチテーゼもすさまじく、劇中「くどいわっw!」と言いたくなるほど(実際ストーリーに自然に溶け込みすぎてて、まったくくどくないです。すごい)ありました。
これを見ない人は人生の半分は損していないにしろ確実にあなたのムービーライフを欠落させてしまいますね。そこでこれから見る人のため、”今からでも遅くないゴジラの見どころ”を書いていきたいと思います。
・ゴジラのビジュアルがもう…ほんと、すごい!!
すごいんです…ただただすごいんですよ。迫力の鬼!作中ゴジラは形態変化するのですけれども個人的には第2形態が目の焦点があってなく動きも気持ち悪いところが一番コワく本当に鳥肌立ちました。そしてなんといっても多分この映画を見る人全員が頭に描いてるでしょうゴジラが街で暴れるシーン。100%あなたの想像を超えてきます。これ以上はネタバレなので詳しくは言えませんがゴジラの破壊行動の規模がもう段違い。超リアルな映像もあり確実に見る者の不安を煽ります。
・国家というものの大きさ、日本を守るということの大きさ(長谷川 博己がかっこいい!)
この映画のすごいところは決してゴジラが暴れるだけのB級特撮映画ではないところです。”現日本にゴジラが現れたとしたら…?”というテーマに沿い住民の避難、自衛隊の出動(憲法第9条自衛権の放棄)、日米安全保障といった国防について、またゴジラを駆除するにもいちいち法案を提出し審議および決議をとらなければならないという日本の行政機関の仕組みについて描写されています。ここには原発含め庵野監督の社会的なメッセージが盛り込まれています。石原さとみ、長谷川博己、竹之内豊など配役も見事にはまっておりそれぞれ良いキャラを持っていました。このゴジラの出現という非現実的、フィクションな事象がこういった演出によりリアリティを増します。この映画を観終わったあとどこか考えさせられる、そんな映画です。
・ストーリー背景、設定が超緻密
エンドロールを見ればわかるのですが、撮影協力の数が尋常じゃないです。ゴジラについては専門家に話を聞きしっかりと生物学上にのっとって、また行政についても実際に公官庁に撮影協力をしてもらっておりこの映画の製作費、規模の大きさが伝わってきます。そのくらいすごい作品なのです。よくSFと言いますかフィクション的な内容の映画を見ると「これどういう原理なんだ?」、「強引すぎるだろ」と感じてしまうのですがこの作品に関してはありませんでした。すべてが緻密だな~、庵野監督やっぱすごいな~、と。
まとめ
これまでシンゴジラの魅力を挙げてきましたがどうでしたか?見たくなりますよね?本当はもっと伝えたいことがあるのですが伝えすぎてもネタバレになりますし、閲覧者様が実際に劇場で観て感じてもらうことが大切だと思いますのでここまでにしておきます。ここまで見てくださってありがとうございます。それではみなさまが素晴らしいムービーライフを送ることができることを祈っております。